Tafelmusik(食卓の音楽)

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help リーダーに追加 RSS フルートの材質と音量の関係

<<   作成日時 : 2008/02/04 02:08   >>

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管楽器専門誌「PIPERS」の工藤重典氏のインタビュー「ランパルが愛した「金」の音を現代に」という記事の中で、フルートの材質と音質、とりわけ音量についてのコメントが大変興味深かったので紹介しようと思う。
工藤氏は金の楽器を使う理由として、音色の変化がたくさんつくからであると述べている。ボリュームアップのために金を使う人が増えているが、ボリュームアップを考えるなら、本当は銀、あるいは木管の方が有利であると語っている。これまでは銀より金の方が大きな音が出ると考えられてきて、音大時代も入学時はほとんど銀だったのに卒業時は3分の2以上の人が金に買い換えてしまった。オーケストラなどでは金の方が遠くまではっきりと聞こえるとずっと思われてきて、くらべると銀はすこし弱い。さらに木管などになるとオーケストラには向かないとまで言われたことがある。自分は借り物で9Kの楽器を短期間吹いたことがある以外ずっと銀である。最近は木管も併用するようになった。この木管(サクライ)は歌口がやや小さめなので大きな音を吹く楽器とは思っていたかった。ところがあるレッスンの日、いつもは銀の楽器でレッスンするのにうっかりバッグに木管のみを入れて行ってしまったことがあって、しかたなく木管でレッスンを始めたのだが、生徒さんはみなさん「いつもの楽器より音が大きいですね」と言うのに驚いたことがある。確かに木管は音が太い。金属でも銀よりは金の方が音が薄いと工藤氏も述べている。これが狭いレッスン室でのことで、ホールでソロを吹く、あるいはオケの中で吹く、ホールの大きさや残響など様々な要因によって音の届き方が違ってくるのだろう。
とりあえず私が金の楽器を吹くことはないと思うが、金にもいろいろな種類があって5K〜24Kとあるが、試奏したことがあるかぎりでは18Kの音が落ち着いていて好きだった。でも総18Kだとちょっと重いのでトーンホールはソルダード、キーは銀製くらいの楽器がいちばんしっくりくるだろう。買わないけど。


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