ソナタ
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作成日時 : 2006/11/03 20:07
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バロックから現代まで数多く存在するフルートとピアノ(通奏低音)のためのソナタ。古いものではバッハ,近代ではプーランクの作品が人気でよく演奏されているだろう。近代フランスのフルート奏者で,作曲家・指揮者・教育者としても活躍したフィリップ・ゴーベールは,「ノクターンとアレグロ・スケルツァンド」や「ファンタジー」などの曲が有名でよく演奏されるが,3曲のソナタとソナチネを1曲残している。その最初の「ソナタ」が近・現代のフルート・ソナタの中では一番好きな曲。画像は,自筆楽譜の表紙なのだろうか,そこに書かれているドビュッシーを思わせるメロディーで始まり,やはりそのメロディで全3楽章を閉じる。また,それぞれの楽章に他楽章のモティーフがちりばめられている循環形式をとっている。楽譜はずいぶん前に買った(結構高かった)が,まだ演奏する機会がない。技術的にそんなに難しくないので,演奏会に取り上げるには少々地味かもしれないが,いつか吹いてみたいと思う。CDでは加藤元章氏とフェンウィック・スミス氏の素晴らしい演奏が聴ける。
どうでもいいことかもしれないが,3曲のソナタは「ソナタ」「ソナタ第2番」「ソナタ第3番」となっている。個人的には「ソナタ」を他の2曲と区別するために「ソナタ第1番」と呼んで欲しくない。そうかと思うとチェコの作曲家マルティヌーは唯一のソナタを「ソナタ第1番」としている。きっと第2番,第3番と続けて作曲するつもりだったのだろうが,残念ながらそれらは残されていない。
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